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残虐性高い「関東連合」生まれた背景に「お受験」?
東京・六本木のクラブで起きた“人違い”集団暴行殺人事件をきっかけに、改めて注目を浴びることとなった「関東連合」。残虐性が高いというこの集団について、ノンフィクション作家・石井光太氏と『いびつな絆 関東連合の真実』著者の元リーダー・工藤明男氏が語り合った。
* * *
石井:関東連合といえば、2010年に起きた元横綱・朝青龍の暴行事件や、歌舞伎俳優・市川海老蔵さんの傷害事件の当事者として、残虐なアウトロー集団というイメージが強い。一方で、暴力団でも暴走族でもない「半グレ」と呼ばれています。どんな組織なんですか。
工藤:もともとは、中学生時代から始まった暴走族です。
石井:中学時代は、90年代前半の、バブルの景気がまだ生きていたころです。僕らの世代では、ちょうど渋谷で「チーマー」が生まれて、不良はほぼそちらへ流れていた。「暴走族」は絶滅寸前だった。
工藤:確かに少数派でしたね。ただ、単純に地元の先輩との関係ですよ。僕の場合は、小学6年くらいからゲームセンターに出入りしていて、暴走族の先輩と付き合ってました。世間的に少数でも、自分のいる世界ではそれがすべてですから。
石井:杉並も世田谷も教育熱心で裕福な家庭が多い、いわゆる不良予備軍の少ない地域です。一般的に暴走族とか不良になるヤツって、オヤジがヤクザだったり、家庭環境が複雑だったりしますけど、工藤さんたちはどうだったんですか?
工藤:僕自身は杉並出身で、両親は離婚してはいますが、家庭が崩壊しているとか、食事に困るような環境ではありませんでした。他のメンバーも社長の息子もいたし、勉強ができなかったわけでもない。ただ、あの地域で本当に毛並みがいい子どもは幼稚園、小学校から私立学校に行ってましたからね。そこからちょっとランクが落ちる、家が自営業だったり、家柄はよくないけど親がおカネを持っていて放任してる、みたいな家の子が集まっていました。で、親からもらったお小遣いで友達を引き連れてゲームセンターに行って、そこで隣の地域から来る悪い子と仲良くなるみたいな。
石井:僕のまわりでも、中学時代にグレてた女の子がいるんですけど、いま考えると母子家庭ではあったけど、お母さんの職業は看護師でちゃんとした家庭だった。でも、あの地域ではスクールカーストの「下」だった。
工藤:あと、中学受験をするかどうかも大きいですね。受験する子は塾とか勉強があって、放課後に遊べませんでしたから。
石井:社会からはじき出される要因が「お受験をしない、できない」というのは地域柄ですね。でも、当時はそれがものすごく大きかった。単なる暴走族だった不良少年たちが、抗争に明け暮れるようになったのはなぜですか。
工藤:チームとしての名を上げなきゃという気持ちが強かったからです。先輩たちの武勇伝を聞いて、自分たちもそうならねばと。とはいえ、関東連合は人数が少ない。それでナイフや包丁、バットなど武器を使って、恐怖で相手を圧倒する。そんなことをやっているうちに、残虐性が増していったのです。
※AERA 2013年8月5日号
http://news.livedoor.com/article/detail/7919338/
※この記事の著作権は配信元に帰属します
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石井:関東連合といえば、2010年に起きた元横綱・朝青龍の暴行事件や、歌舞伎俳優・市川海老蔵さんの傷害事件の当事者として、残虐なアウトロー集団というイメージが強い。一方で、暴力団でも暴走族でもない「半グレ」と呼ばれています。どんな組織なんですか。
工藤:もともとは、中学生時代から始まった暴走族です。
石井:中学時代は、90年代前半の、バブルの景気がまだ生きていたころです。僕らの世代では、ちょうど渋谷で「チーマー」が生まれて、不良はほぼそちらへ流れていた。「暴走族」は絶滅寸前だった。
工藤:確かに少数派でしたね。ただ、単純に地元の先輩との関係ですよ。僕の場合は、小学6年くらいからゲームセンターに出入りしていて、暴走族の先輩と付き合ってました。世間的に少数でも、自分のいる世界ではそれがすべてですから。
石井:杉並も世田谷も教育熱心で裕福な家庭が多い、いわゆる不良予備軍の少ない地域です。一般的に暴走族とか不良になるヤツって、オヤジがヤクザだったり、家庭環境が複雑だったりしますけど、工藤さんたちはどうだったんですか?
工藤:僕自身は杉並出身で、両親は離婚してはいますが、家庭が崩壊しているとか、食事に困るような環境ではありませんでした。他のメンバーも社長の息子もいたし、勉強ができなかったわけでもない。ただ、あの地域で本当に毛並みがいい子どもは幼稚園、小学校から私立学校に行ってましたからね。そこからちょっとランクが落ちる、家が自営業だったり、家柄はよくないけど親がおカネを持っていて放任してる、みたいな家の子が集まっていました。で、親からもらったお小遣いで友達を引き連れてゲームセンターに行って、そこで隣の地域から来る悪い子と仲良くなるみたいな。
石井:僕のまわりでも、中学時代にグレてた女の子がいるんですけど、いま考えると母子家庭ではあったけど、お母さんの職業は看護師でちゃんとした家庭だった。でも、あの地域ではスクールカーストの「下」だった。
工藤:あと、中学受験をするかどうかも大きいですね。受験する子は塾とか勉強があって、放課後に遊べませんでしたから。
石井:社会からはじき出される要因が「お受験をしない、できない」というのは地域柄ですね。でも、当時はそれがものすごく大きかった。単なる暴走族だった不良少年たちが、抗争に明け暮れるようになったのはなぜですか。
工藤:チームとしての名を上げなきゃという気持ちが強かったからです。先輩たちの武勇伝を聞いて、自分たちもそうならねばと。とはいえ、関東連合は人数が少ない。それでナイフや包丁、バットなど武器を使って、恐怖で相手を圧倒する。そんなことをやっているうちに、残虐性が増していったのです。
※AERA 2013年8月5日号
http://news.livedoor.com/article/detail/7919338/
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2013-08-06 09:36
橋下氏、八尾空港で受け入れ提案 オスプレイ一部訓練、首相歓迎
安倍晋三首相は6日、日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長と沖縄の在日米軍基地の負担軽減をめぐり、首相官邸で会談した。
橋下氏は米軍新型輸送機オスプレイの一部訓練を八尾空港(大阪府八尾市)で受け入れる構想を提案した。
同席した日本維新幹事長の松井一郎大阪府知事によると、首相は「沖縄の負担軽減のために(本土で)ともに負担するのは当然だ」と、歓迎する意向を示したという。
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20130606/Kyodo_BR_MN2013060601001100.html
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橋下氏は米軍新型輸送機オスプレイの一部訓練を八尾空港(大阪府八尾市)で受け入れる構想を提案した。
同席した日本維新幹事長の松井一郎大阪府知事によると、首相は「沖縄の負担軽減のために(本土で)ともに負担するのは当然だ」と、歓迎する意向を示したという。
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20130606/Kyodo_BR_MN2013060601001100.html
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2013-06-06 16:46
維新・橋下氏、自民党の憲法観は「危険だ」
日本維新の会の橋下共同代表は12日、自民党の憲法改正草案や改正論議について、「危険だ。公権力を強く出し過ぎていて怖い。少なくとも僕ら世代以降は共感を得られないのではないか」と批判した。
また、夏の参院選に向け、「自民党とは憲法観の違いをしっかりと出していかないといけない」と述べた。大阪市内で記者団に語った。
http://news.livedoor.com/article/detail/7668353/
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また、夏の参院選に向け、「自民党とは憲法観の違いをしっかりと出していかないといけない」と述べた。大阪市内で記者団に語った。
http://news.livedoor.com/article/detail/7668353/
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2013-05-13 07:23
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